『イギリス王立化学会の化学者が教えるワイン学入門』目次

ディヴィッド・バード[佐藤圭史・村松静枝・伊藤伸子訳]
(2019年12月23日刊行,エクスナレッジ,東京, 502+ix pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-7678-2651-6版元ページ


【目次】
謝辞 16
序文 18
はじめに 20
第1章 自然からの贈り物 23
第2章 ブドウ畑 37
第3章 ブドウの成分 61
第4章 酸素の役割 81
第5章 ブドウ果汁と搾汁方法 97
第6章 果汁調整 123
第7章 発酵 147
第8章 赤ワインとロゼワイン醸造 177
第9章 白ワインの醸造 205
第10章 スパークリング・ワインと酒精強化ワインの醸造 223
第11章 木樽と熟成 251
第12章 ワインの必須成分 267
第13章 澱引きと清澄 283
第14章 酒石の安定処理 305
第15章 添加物 317
第16章 濾過 341
第17章 パッケージ素材 357
第18章 貯蔵とボトリング 379
第19章 分析と品質管理 403
第20章 ワインの欠陥 433
第21章 テイスティング 451
第22章 品質保証 469


おわりに 501


化学用語集 [vi-ix]
参考文献 [v]
索引 [ii-iv]
プロフィール [i]

『土とワイン』目次

アリス・ファイアリング,.パスカリーヌ・ルペルティエ[小口高・鹿取みゆき(監修)|村松静枝訳]
(2019年12月28日刊行,エクスナレッジ,東京, 471 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-7678-2651-6版元ページ

ずいぶん前に手にしたフランスワインの “テロワール” 本:Charles Pomerol『Terroirs et vins de France: Itinéraires œnologiques et géologiques, 3e édition』(1990年刊行,Éditions du BRGM, Orléans, 350 pp., ISBN:2-7159-0106-2 [hbk])はワイン産地ごとの土壌や基盤岩の地質図がてんこ盛りだったが,今回手にした『土とワイン』も同じくらい “地質学” っぽい.地方ごとのテロワールがワインの品質に直結するからだろう.


【目次】
ワイン生産地の代表的な基盤岩マップ(pp. 4-5)

序章 ワインを生み出す土の世界 9

序文 11
はじめに 20
土壌とは 30
正しいワイン造りとは 49
ワインの味わい方 66

第1章 火成岩(凝灰岩を含む) 79

玄武岩質土壌 82
 イタリア —— マウント・エトナ
 アフリカ北西岸沖 —— スペイン領カナリア諸島
 アメリカ北西部 —— オレゴン州ウィラメット・ヴァレー
凝灰岩質土壌 112
 イタリア —— アルト・ピエモンテ
花崗岩質土壌 122
 フランス —— ローヌ北部/ロワール地方ミュスカデ/ボジョレー地方
 スペイン —— リアス・バイシャス地方
火成岩質土壌産ワインのテイスティングノート 188
火成岩質土壌の産地早分かり表 194

第2章 堆積岩 195

石灰岩質土壌 201
 フランス —— ブルゴーニュ地方/ジュラ地方/シャンパーニュ地方/ロワール地方 トゥーレーヌ/ロワール地方 トゥーレーヌ ヴーヴレとモンルイ・シュール・ロワール/ロワール地方 トゥーレーヌ シノン ブルグイユ サン・ニコラ・ド・ブルグイユ/ロワール地方 アンジュー・ブラン
 イタリア —— ピエモンテ地方/バルバレスコバローロ
 スペイン —— リオハ地方
シレックス(火打石)質土壌 338
頁岩(泥岩)質土壌 340
重粘土質土壌 344
砂利質土壌 346
 フランス ボルドー地方
珪藻岩質土壌 357
堆積岩質土壌産ワインのテイスティングノート 359
堆積岩質土壌の産地早分かり表 366

第3章 変成岩 369

粘板岩質土壌と片岩質土壌 372
 フランス —— ロワール地方アンジュー・ノワール/サヴニエール/ラングドック=ルーション地方/フォジェール/バニュルスとコリウール
 スペイン —— ガリシアの粘板岩質土壌地域
 ドイツ —— モーゼル地方
片麻岩質土壌 427
 オーストリア —— カンプタール地方
角閃岩質土壌 434
変成岩質土壌産ワインのテイスティングノート 435
変成岩質土壌の産地早分かり表 440

終章 フランス孤高の地アルザス 441

アルザスの五十一の認定区画とその土壌の母岩 446

終わりに 458
謝辞 460
プロフイール 465
索引 [471-466]

『インドカレーは自分でつくれ:インド人シェフ直伝のシンプルスパイス使い』目次

田邊俊雅,メヘラ・ハリオム
(2019年12月13日刊行,平凡社平凡社新書・928],東京, viii+221 pp., 本体価格820円, ISBN:978-4-582-85928-7版元ページ

大手町で一本釣りしてきた新刊.確かに目からウロコの北インドカレー料理読本.もりもり読んで,厨房でぜひ実習しないと.カレーの地理的変異はタダゴトではない.


【目次】
カラー口絵(pp. i-viii)
序章 人生が変わるほどのインドカレー体験 7
第1章 インドカレーについての大いなる誤解 17
第2章 シンプルな「アルジラ」に見る基本中の基本 21
第3章 インドカレーとしての「ぶり大根」 29
第4章 基本のカレーベースをマスターする 35
第5章 インドカレーでよく使う食材を知る 69
第6章「毎日カレー?」インドの家庭料理としてのカレーとは? 121
第7章 「インド家庭料理」を身に付けるために必要なことは何か? 137
第8章 インドカレー作りにあると便利な道具たち 155
第9章 絶対に失敗しないインドカレーの作り方 169
あとがき 217