ジョン・アレン[成広あき訳]
(2020年10月10日刊行,羊土社,東京, 305 + xxviii pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-7581-1214-7 → 版元ページ)
ここのところ「サピエンス」という言葉が書名に付けられることが多いけど,何かのpost-ハラリ的流行?
ジョン・アレン[成広あき訳]
(2020年10月10日刊行,羊土社,東京, 305 + xxviii pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-7581-1214-7 → 版元ページ)
ここのところ「サピエンス」という言葉が書名に付けられることが多いけど,何かのpost-ハラリ的流行?
山下正男
(2020年9月10日刊行,工作舎,東京, 236 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-87502-520-7 → 版元ページ)
届くまでずっと身構えていたのだが,予想していたよりも内容がゆうゆうと “逍遥” していたのでホッとした.
ライアン・ノース[吉田三知世訳]
(2020年9月25日刊行,早川書房,東京, 549 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-15-209967-9 → 版元ページ)
山根京子
(2020年8月20日刊行,文一総合出版,東京, viii+240+32 pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-8299-7233-5 → 版元ページ)
読売新聞小評が公開された:三中信宏「わさびの日本史 山根京子著」(2020年10月4日掲載|2020年10月13日公開):
世の中には唐辛子を論じた本はたくさんあるのに、同じく“辛さ”を身上とするわさびの本がほとんどないのは不公平きわまりない。
わさび色のカバーにくるまれた本書は、この食用植物の進化の分子系統学的な解明を目指す。謎が謎を呼ぶ絶妙なストーリー展開に引き込まれながら、わさびの食文化を探るべく古文書群(献立表や茶会記など)を徹底的に渉猟する著者の研究者らしい“しつこさ”に共感を覚える。
DNA塩基配列データによれば、わさび祖先集団が中国大陸から日本に入ってきたのは百万年前のことだという。江戸時代はじめには静岡の安倍川上流の有東木で栽培されていたが、その後、伊豆半島の天城山麓などでも大規模に栽培されるようになった。
わさびをめぐる生物学と文化史との絶妙な絡み合いはとてもおいしい。本書は、長い年月をかけて人知れず育種され、いつしか日本料理の膳の片隅に必ず乗るようになったわさびの民俗植物学と食文化史学の基礎資料として価値があるだろう。とりわけ詳細な巻末のわさび年表には圧倒される。わさびよ永遠なれ。(文一総合出版、2500円)
後藤新平(案)・平木白星(稿)・後藤新平研究会(編)
(2020年9月10日刊行,藤原書店,東京, 4 color plates + 195 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-86578-281-3 → 版元ページ)
壬生雅穂
(2020年9月4日刊行,玄武書房,福岡, VIII+96 pp., 自費出版, ISBN:978-4-909566-16-4)
レオ・レオーニ[藤田圭雄訳]
(1967年刊行,至光社,東京, 本体価格1,200円, ISBN:978-4-7834-0000-4 → 版元ページ)
ブライアン・ウォーカー,デイヴィッド・ソルト[黒川耕大]
(2020年9月16日刊行,みすず書房,東京, x+188 pp., 本体価格3,600円, ISBN:978-4-622-08931-5 → 版元ページ)