2005-02-01から1日間の記事一覧

『科学が作られているとき:人類学的考察』

ブルーノ・ラトゥール[川崎勝・高田紀代志訳] (1999月3月10月刊行,産業図書,東京,473 pp., 本体価格4,300円,ISBN:4782801211) 【書評】※Copyright 2005 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved 科学論におけるサイエンス・スタディーの1つの姿と…

『帝都東京・地下の謎86』秋庭俊

(2005年2月10日刊行,洋泉社,isbn:4896918886) あっさり読了.いたるところに「これは暗号だ」とか「あれは陰謀だ」という表現多し.しかし,文章そのものよりは,むしろ見開き左ページに載っている地図を読む方がはるかにタメになるかもしれない.とする…

『科学大博物館:装置・器具の歴史事典』橋本毅彦他(編)

(朝倉書店,isbn:4254101864) うわ,値段が〜〜.

『虫をめぐるデジタルな冒険』小檜山堅二

(岩波書店,isbn:4000060473) 昆虫の「細密デジタル写真」がウリらしい.

『烈風一過・北大キャンパスの樹々:2004.9.8 台風18号被害』北海道大学総合博物館(編)

(北海道大学図書刊行会.isbn:4832903276) うーむ,「ポプラ並木や楡の大木の生々しい倒壊写真」だそうな.うーむ,要するに“倒木”の写真集っつうことですね.北大刊行会,商売ウマいぞ.転んでも只では起きない.大学出版会が〈廃墟本〉を出すようになる…

『塩の博物誌』ピエール・ラズロ

(東京書籍,isbn:4487800137) 「塩」のすべてということか.昨年出た写真集・片平孝『地球 塩の旅』(2004年10月20日刊行,日本経済新聞社,isbn:4532164877)を読んで以来,「塩」への関心が高まる.

『ヘンリー・ソローの日々』W・ハーディイング

(日本経済評論社,isbn:481881587X) 「770頁/9,975円」というものすごい伝記らしい.森の生活者も肥満する? 遠目に見て,触るくらいだったらいいかな.

『Insect Evolutionary Ecology』M. Fellows & J. Rolff (eds.)

(2005年6月刊行予定,CABI Publishing, isbn:0851998127) 2003年にReadingで開催されたシンポジウムの論文集.「The peppered moth: decline of a Darwinian disciple」なんていう論文が所収されていたりする.