2005-03-20から1日間の記事一覧

『日本一の昆虫屋:志賀昆虫普及社と歩んで,百一歳』

志賀夘助 (2004年7月10日刊行,文春文庫PLUS,ISBN:4167660776) 1996年の元本が文庫になっていたとは知らなかった.創業者はついに1世紀を生き抜いたわけですね.

『すべてを食べつくした男』

ジェフリー・スタインガーデン (2005年2月10日刊行,文春文庫,ISBN:4167651475) 同じ著者による『やっぱり美味しいものが好き』(2005年3月10日刊行,文春文庫,ISBN:4167651483)と相前後して翻訳が出ていたのか.これまた食慾本ということで.

『アマゾン河の食物誌』

醍醐麻沙夫 (2005年3月20日刊行,集英社新書0285D,ISBN:4087202852) ほとんど「ウォレス」か「ベーツ」の世界みたいね.目次をブラウズするかぎり淡水魚の食材が多いのは当然のことか.ダイレクトに食慾がそそられる.

『明治の冒険科学者たち:新天地・台湾にかけた夢』

柳本通彦 (2005年3月20日刊行,新潮新書108,ISBN:4106101084) 日清戦争の“戦利品”のひとつとして獲得された「台湾」を目指した探究者の足跡をたどった本.10年あまり前に出た山崎柄根『鹿野忠雄:台湾に魅せられたナチュラリスト』(1992年2月20日刊行,…

『東大教授の通信簿:「授業評価」で見えてきた東京大学』

石浦章一 (2005年3月10日刊行,平凡社新書263,ISBN:4582852637) とてもおもしろいと直感したのでさっそく速攻読了.「駒場」ならではの教育システムを前提にした,大学での授業のあり方についての本.学生による9万通を越えるアンケート調査に基づく,教…