『Visual Explanations: Images and Quantities, Evidence and Narrative』

Edward R. Tufte

(1997年,Graphics Press,ISBN:0961392126



本書の「ロックンロールの系統樹」(pp. 90-91)を眺めつつ,普遍図的言語としての“ツリー”について考える.しかし,これは知識の「要約」としての樹状図というよりは,ばらけそうな断片を「束ねた」グラフか.1950年代に放散した元にあるルーツ(そのひとつはロカビリー)が示されているだけでも十分に「要約」の意味はあるのかもしれない.この図的言語は J. G. R. Forlong の宗教系統樹と共通する要素がありそうだ.