2005-04-30から1日間の記事一覧

『ブリューゲルの諺の世界:民衆文化を語る』

森洋子 (1992年1月20日刊行,白凰社,ISBN:4826200706) ピーテル・ブリューゲルの寓意画〈ネーデルラントの諺(De Spreekwoorden)〉の解説書である本書を手に取る.〈小斧を探す(Hij zoekt het bijltje)〉のはもう止めようね>ぼく(多汗).

『Visual Explanations: Images and Quantities, Evidence and Narrative』

Edward R. Tufte (1997年,Graphics Press,ISBN:0961392126) 本書の「ロックンロールの系統樹」(pp. 90-91)を眺めつつ,普遍図的言語としての“ツリー”について考える.しかし,これは知識の「要約」としての樹状図というよりは,ばらけそうな断片を「束…

『“ダーウィン革命”特集』

Journal of the History of Biology ,Vol. 38, no. 1(March 2005) “ダーウィン革命”といえば当然 Michael Ruse がゲスト編集者として登場することになる.もちろん,P. J. Bowler は“悪代官”ね.

『ヒトはなぜするのか』

ナイルズ・エルドリッジ (2005年3月11日刊行,講談社インターナショナル,ISBN:4770027907 →紹介ページ) この著者がほんの25年前にはクラディストの先頭を走っていたとはねえ.まったく面影ないなあ.「ウルトラ・ダーウィニスト」という言葉は彼によって…