『大学のエスノグラフィティ』

船曵建夫

(2005年4月20日刊行,有斐閣ISBN:4641076987



ん,これもまた「参与観察」ですか? “完全なる参加者”から“完全なる観察者”へのグレードの中ではどのあたりに位置しているんでしょ? ぼくは「もう1冊の駒場本」として読むつもりですが.




【目次】

はじめに i

第1章 ゼミの風景から 1

 1. 「先生」−−よい先生とは,先生という方法 1
 2. 学生−−よい学生,師範代と幹事 17
 3. 技法−−霧箱,もしくは部屋と人数,朗読,メーリングリストそして合宿 31
 4. ゼミの明暗−−逆縁とストーカー,一瞬と永遠 50

第2章 大学教授の一日と半生 67

 1. 大学教授はいつ,どこで働く 68
 2. 大学教授の一日 76
 3. 大学教授の半生 94

第3章 大学の快楽と憂鬱 119

 1. 大学の快楽と憂鬱は裏表である 119
 2. 大学は組織である−−そこからくる「雑事」 133
 3. 大学は世界の一部である−−そこからくる「世事」 154

第4章 大学人の二足のわらじ 179

 1. 研究と教育 180
 2. 仕事と家庭 187
 3. 個人と公人 190

おわりに 198

索引 [i-iii]