Adolf Remane
（1952年刊行，Akademische Verlagsgesellschaft Geest & Portig K.-G., Leipzig）
手元にすでにあるのは1956年出版の第2版の復刻版（Verlag von Otto Koeltz, Koenigstein-Taunus, 1971）だが，初版が出品されていたので発注した．Adolf Remane と Willi Hennig とは同時代に活躍した体系学者だが，両者の関係についてはあまり詳しく調べられていないようだ（J. Illies は例外）．
前から気になっていたのだが，この本は「第1巻」という位置づけで書かれている．もちろん続刊はないので（ぼくの知るかぎり），著者がどんな全体構想をもっていたかは知る由もない．
