『ある文人学者の肖像:評伝・富士川英郎』

富士川義之

(2014年3月5日刊行,新書館,東京,446 pp., 本体価格3,600円,ISBN:9784403211065版元ページ

息子による父親の伝記.富士川英郎といえば小澤書店から出たエッセイ集『讀書〜』シリーズをすぐ連想する:『讀書好日』(1987年3月20日刊行,小澤書店),『讀書游心』(1989年6月20日刊行,小澤書店,ISBN:なし[0095-120107-0791])『讀書間適』(1991年11月20日刊行,小澤書店),そして研文出版の『讀書散策』(2003年3月30日刊行,研文出版,東京, ISBN:4876362173),さらには文庫本アンソロジーも最近出た:富士川英郎高橋英夫編)『読書清遊:富士川英郎随筆選』(2011年6月10日刊行,講談社講談社文芸文庫],東京,286 pp., ISBN:9784062901246版元ページ).

【目次】
1 プロローグ 華やぎのある孤独 7
2 回想のなかの大正時代 31
3 詩的人間の誕生 37
4 リルケの方へ 55
5 昭和十年代 89
6 リルケ・ブームのなかで 113
7 昭和三十年代 153
8 『伊沢蘭軒』をめぐって 197
9 江戸後期の詩人たち 227
10 菅茶山の方へ 253
11 富士川游のこと 289
12 『儒者の随筆』 323
13 『茶前酒後』 347
14 『失われたファウナ』 363
15 父とわたし 389
16 晩年の父の記 413


あとがき 434


富士川英郎 年譜 438
富士川英郎 著書目録 445