『東大助手物語』

中島義道

(2014年11月15日刊行,新潮社,東京,190 pp., ISBN:9784104397099版元ページ

この上もなく神経質な助手が病的にエキセントリックな教授に翻弄される実録物語.おもしろいかと訊かれればおもしろくない.「ご愁傷様でした」と言うしかない.むしろ,なぜコマバにはこういう「逸話」が多々生じるのかという点が気になる.何かあるんですか?(邪悪なゲニウス・ロキとか)