「検索と〈探しもの〉の力を拡張する、レトリックが教える3つの考え方ー図書館となら、できること」

読書猿Classic: between / beyond readers(2015年10月3日)

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図書分類はすぐさま一般論としての「分類」のテーマに直結する./Togetter -「図書館での「分類」の意味と司書の専門性について。」※ライブラリアンは図書館のなかで「分類学」を担当する専門職であること.

一方で,図書分類の社会問題になってしまった事例ふたつ:Togetter -「海老名市立図書館に行ってみた」および Togetter -「武雄市図書館の分類が分かりにくいという話題」 ― 非公開の海老名市立中央図書館と武雄市図書館の「図書分類」の基準はこれ.「図書分類」の格好のネタだが,分類基準が明示されていないものを「分類」と呼ぶのはそもそもおかしいだろう(実用性ゼロだし).

武雄市と海老名市はいずれもツタヤ(CCC)が運営する公共図書館という点でも耳目を集めているわけだが,日本十進分類法(NDC)を推進する側である図書館流通センター(TRC)も共同運営者として関わっているのでただではすまない:TRC「海老名市立図書館の運営について」(2014年3月31日)および「海老名市立中央図書館 2015年10月1日リニューアルオープン」[pdf](2015年10月1日).これで来月のパシフィコ横浜お座敷:第17回図書館総合展分類フォーラム〉がぜんおもしろくなってきたな.なんたって主催者だもんねー.