『ニルス・リューネ』目次

イェンス・ピータ・ヤコブセン[奥山裕介訳]
(2021年6月8日刊行,幻戯書房[ルリユール叢書],東京, 353 pp., 本体価格3,600円, ISBN:978-4-86488-220-0版元ページ

イェンス・ピータ・ヤコブセン(1847-1885)はチャールズ・ダーウィンの『種の起源』と『人間の進化と性淘汰』のデンマーク語訳を手掛けた淡水藻類学者.彼の小説『サボテンの花ひらく』はアルノルト・シェーンベルクの大作〈グレの歌〉の原作となった.ワタクシはつねづね小説は読まないことにしているが本書は別格かな.巻末の訳者による註とヤコブセン年譜そして解題がとても充実している.


【目次】
第1章 9
第2章 18
第3章 25
第4章 58
第5章 65
第6章 76
第7章 91
第8章 105
第9章 129
第10章 161
第11章 184
第12章 240
第13章 247
第14章 265


註 271-285
イェンス・ピータ・ヤコブセン[1847-85]年譜 286-311
訳者解題 312-353