『『忘れられた日本人』の舞台を旅する——宮本常一の軌跡』目次

木村哲也
(2024年7月20日刊行、河出書房新社河出文庫・き17-1]、東京, 343 pp., 本体価格980円, ISBN:978-4-309-42125-4版元ページ


【目次】
はじめに 3
1 ふるさとの島より――「私の祖父」「世間師(一)」山口県大島郡東和町長崎(現周防大島町)の旅 15
2 世間師に会いにゆく――「世間師(二)」大阪府河内長野市滝畑の旅 50
3 文字をもつということ――「文字をもつ伝承者(一)」島根県邑智郡瑞穂町田所鱒渕(現邑南町)の旅 87
4 篤農家の消えたあとで――「文字をもつ伝承者(二)」福島県いわき市平北神谷の旅 113
5 それぞれの「土佐源氏」――「土佐源氏高知県高岡郡梼原町茶や谷の旅 139
6 山に生きる人びと――「土佐寺川夜話」高知県土佐郡本川村寺川(現吾川郡いの町)の旅 176
7 海をひらいた人びと――「梶田富五郎翁」長崎県下県郡厳原町浅藻(現対馬市)の旅 201
8 島の文化――「対馬にて」「村の寄りあい」長崎県上県郡上県町伊奈・佐護・佐須奈(現対馬市)の旅 225
9 現代版「名倉談義」――「名倉談義」愛知県北設楽郡設楽町名倉の旅 256
10 ふたたび島へ――「女の世間」「子供をさがす」山口県大島郡東和町長崎・沖家室島、久賀町(現周防大島町)の旅 290
参考文献 320
おわりに 327
文庫版あとがき 334
[解説]若い頃に、こんな旅をしていたら 赤坂憲雄 338