『南方熊楠の生物曼荼羅——生きとし生けるものへの視線』目次

志村真幸[編著]
(2024年2月26日刊行、三弥井書店、東京, IV+vi+325 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-8382-3414-1版元ページ


【目次】
南方熊楠への招待状 i
第1章 自由ミナカタ学[安田忠典] 1
第2章 「南方二書」と紀南の神社林[田村義也] 15
第3章 「南方二書」と紀伊半島の森林の現在[土永知子] 26
第4章 神社合祀反対と継承される獅子舞――南方熊楠と上富田の神社[三村宣敬] 72
第5章 蟻のマンダラ――高山寺蔵新出土宜法龍宛南方熊楠書簡一通[末木文美士] 105
第6章 けものたちへの視線――世界の動物園・博物館をめぐる旅[松井竜五] 124
第7章 熊楠と菌類図譜[細矢剛] 163
第8章 南方熊楠コレクション――エコロジストとしての視点を探る[吉村太郎] 191
第9章 南方熊楠と同時代の生物学者たち[郷間秀夫] 227
第10章 絶滅に抗う方法――オオカミと「地域絶滅」という問題[志村真幸] 260
あとがき 321