木村香織
(2019年5月1日刊行,パブリブ[世界ディアスポラ列伝: Vol. 1],東京, 351 pp., 本体価格2,600円, ISBN:9784908468346 → 版元ページ)
マルクス・ジョルジュ『異星人伝説:20世紀を創ったハンガリー人』(2001年12月,日本評論社)という本を手にしたことがあったな.
Ian Tattersall and Rob DeSalle
(2015年11月刊行, Yale University Press, New Haven, xii+252 pp., ISBN:9780300211023 [hbk] → 版元ページ)
姉妹本の新刊:Rob DeSalle and Ian Tattersall『A Natural History of Beer』(2019年2月刊行, Yale University Press, New Haven, xii+242 pp., ISBN:9780300233674 [hbk] → 目次|版元ページ)が┣┣" 放牧場でくつろいでいるので,ついでにゲット.こちらはカラーイラストがふんだんに載ってるじゃないか.
【目次】
Preface ix
1. Vinous Roots: Wine and People 1
2. Why We Drink Wine 23
3. Wine Is Stardust: Grapes and Chemistry 33
4. Grapes and Grapevines: An Issue of Identity 62
5. Yeatry Feasts: Wine and Microbes 91
6. Interactions: Ecology in the Vineyard and the Winery 101
7. The American Disease: The Bug That Almost Destroyed the Wine Industry 117
8. The Reign of Terroir: Wine and Place 132
9. Wine and the Senses 155
10. Voluntary Madness: The Physiological Effects of Wine 178
11. Brave New World: Wine and Technology 195
12. Franken-Vines and Climate Change 215Annotated Bibliography 227
Index 239
野尻英一・高瀬堅吉・松本卓也(編著)
(2019年4月30日刊行,ミネルヴァ書房,東京, xii+367+6 pp., 本体価格2,000円, ISBN:9784623086481 → 版元ページ)
新刊ご恵贈ありがとうございます.400頁の論集が2,000円とは破格の安値.
【目次】
まえがき i第1章 心理学──心の世界の探究者からみた自閉症(高瀬堅吉) 1
コラム01 「働くこと」からはみ出すために(高森明) 23
第2章 精神病理学/精神分析──世界体験を通して理解する自閉症(松本卓也) 29
コラム02 「自閉」の概念はどう生まれたのか?(佐藤愛) 56
第3章 哲学──「人間」を考え続けた2500年の歴史が変わる(野尻英一) 61
コラム03 「自閉症は津軽弁を話さない」(松本敏治) 98
第4章 文化人類学──ブッシュマンとわが子における知的障害の民族誌(菅原和孝) 103
コラム04 自閉症と芸術(佐藤愛) 133
第5章 社会学──自閉症から考える親密性と共同性のあいだ(竹中均) 137
コラム05 自閉症と知覚世界(三浦仁士・相川翼) 164
第6章 法律──自閉症が生みだす「法」(内藤由佳) 169
コラム06 政治学から自閉症をみる(高橋一行) 198
第7章 文学──フィクションにおける「心の読みすぎ」と「透明化された体」(持留浩二) 205
コラム07 自閉症断想──自我の基礎構造と精神疾患(那須政玄) 234
第8章 生物学──遺伝子変異と発生から解明する自閉症(大隅典子) 239
コラム08 数学的物理学的知性と自閉症スペクトラムとの親和性(生田孝) 258
第9章 認知科学──脳の認知粒度からみえてくる自閉症とコミュニケーション(小嶋秀樹) 263
コラム09 TRPGを用いた自閉スペクトラム症児へのコミュニケーション支援(加藤浩平) 283
鼎談 今なぜ自閉症について考えるのか?──〈自閉症学〉の新たな可能性へ向けて(國分功一郎×熊谷晋一郎×松本卓也) 289自閉症当事者本リスト 327
引用文献一覧 349
あとがき 365
索引 [1-6]
池谷裕二(作)・田島光二(絵)
(2019年5月15日刊行,株式会社ほぼ日,東京, 56 pp., 本体価格1,700円, ISBN:9784865013801 → 版元ページ)
ご恵贈感謝.ハードカバーの絵本.非売品の『生きているのはなぜだろう。—— 第一稿の本』と『絵本に『生きているのはなぜだろう。』ついて』という冊子が同封されていた.
今福龍太
(2019年4月20日刊行,水声社,東京, 419+vi pp., 本体価格4,000円, ISBN:9784801003903 → 版元ページ)
キャロリン・パーネル[藤井千絵訳]
(2019年5月10日刊行,白水社,東京, 245+40 pp., 本体価格3,400円, ISBN:9784560096895 → 版元ページ)
【目次】
序論 9
第1章 自分で自分を作る――啓蒙主義時代の「天才」の作り方 21
第2章 新しい飲み物で、新しい自分になる――カフェでの自己投薬、感受性、交際 40
第3章 音の世界で生きる――パリの闇に沈む市場 62
第4章 有用な市民になる――盲目の(そして、目隠しされた)子供たちの才能 81
第5章 尻に煙を吹き込む――匂いの医学と有用な科学 96
第6章 感覚とは何か――セックス、自己保存、快楽、そして苦痛 117
第7章 ハーモニーを奏でる自然――猫ピアノ、色彩チェンバロ、匂いと味の音階 139
第8章 洒落男を気取る――人気顔料の政治学 164
第9章 美食家のまなざし――革命後の時代の「目で食べる」行為 186
第10章 自然を消化する――十九世紀イギリスのエキゾチックな動物試食クラブ 207
エピローグ 見ることは信じることではない 228謝辞 239
訳者あとがき 243
図版クレジット [39-40]
原註 [9-38]
索引 [1-8]
ジェリー・Z・ミュラー[松本裕訳]
(2019年4月16日刊行,みすず書房,東京, xiv+189+22 pp., 本体価格3,000円, ISBN:9784622087939 → 版元ページ)
社会や大学や企業ででかい顔をしている「数値評価」への警鐘本.現代社会を広範に蝕む「測定基準への執着」の病理をえぐり出す.いつでも誰でも “測定執着” の餌食になるからこそ必読.もっと目立つタイトルとカバージャケットにすればよかったのにねぇ…….
【目次】
はじめに 1Part I 議論 15
1 簡単な要旨 17
2 繰り返す欠陥 23Part II 背景 27
3 測定および能力給の成り立ち 29
4 なぜ測定基準がこれほど人気になったのか 39
5 プリンシパル、エージェント、動機づけ 49
6 哲学的批判 59Part III あらゆるものの誤測定?――ケーススタディ 67
7 大学 69
8 学校 91
9 医療 103
10 警察 125
11 軍 131
12 ビジネスと金融 137
13 慈善事業と対外援助 153
14 透明性が実績の敵になるとき――政治、外交、防諜、結婚161Part IV 結論
15 意図せぬ、だが予測可能な悪影響 171
16 いつどうやって測定基準を用いるべきか――チェックリスト 177謝辞 187
原注 [3-22]
人名索引 [1-2]
新井一二三
(2019年4月15日刊行,筑摩書房[筑摩選書・0174],東京, 238 pp., 本体価格1,500円, ISBN:9784480016812 → 版元ページ)