『読む・打つ・書く』書評拾い(59)

三中信宏
(2021年6月15日第1刷刊行|2021年10月5日第2刷刊行,東京大学出版会東京大学出版会創立70周年記念出版],東京,xiv+349 pp., 本体価格2,800円(税込価格3,080円), ISBN:978-4-13-063376-5コンパニオン・サイト版元ページ

  • 川塵録「飽くなく毎日描き続けること」(2024年2月8日)
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『GREEK TO ME:カンマの女王のギリシャ語をめぐる向こう見ずで知的な冒険』目次

メアリ・ノリス[竹内要江訳]
(2024年1月15日刊行、左右社、東京, 238 pp., 本体価格2,400円, ISBN: 978-4-86528-403-4 → 版元ページ

前著:メアリ・ノリス[有好宏文訳]『カンマの女王:「ニューヨーカー」校正係のここだけの話』(2021年1月10日刊行,柏書房,東京, 本体価格2,000円, ISBN: 978-4-7601-5259-9 → 版元ページ)は良書だった。


【目次】
序章 祈り 5
第1章 アルファからオメガまで 23
第2章 AはアテナのA 47
第3章 生きていたって死んでいたって 71
第4章 愛しのデメテル 105
第5章 悲劇好き 130
第6章 アフロディテと泳ぐ 158
第7章 アクロポリス・ナウ 185
第8章 海! 海! 209
謝辞 231
訳者あとがき —— 旅について語るときにわたしたちが語ること[竹内要江] 235

『ゴキブリ・マイウェイ:この生物に秘められし謎を追う』目次

大崎遥花
(2023年12月20日刊行、山と溪谷社、東京, 7 color plates + 271 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-635-06315-9版元ページ

知ってるお名前がちらほらと。


【目次】
カラー口絵(7 pp.)
はじめに 2
第1章 やんばるの地に降り立つ 19
第2章 謎の行動、翅の食い合い 49
第3章 三度の飯より研究 73
第4章 クチキゴキブリ採集記 91
第5章 実験セットを構築せよ! 109
第6章 戦場でありフェス、それが学会 129
第7章 翅は本当に食われているのか? 161
第8章 論文、それは我らの生きた証 179
第9章 ゴキブリの不可思議 207
第10章 研究者という生き物 243
おわりに 258
参考文献 268

『昆虫絶滅』目次

オリヴァー・ミルマン[中里京子訳]
(2023年12月15日刊行、早川書房、東京, 292 pp., 本体価格2,300円, ISBN:978-4-15-210289-8版元ページ


【目次】
プロローグ
1 精妙なダンス 10
2 勝者と敗者 38
3 “ゼロ・インセクト・デイ” 73
4 殺虫剤のピーク 98
5 迫りくる気候変動のもとで 138
6 ミツバチの苦役 170
7 君主の旅 205
8 インアクション・プラン 237
9 人類の緊急事態 259

 

謝辞 269
訳者あとがき 271
原注 [292-275]

『計測の科学:人類が生み出した福音と災厄』目次

ジェームズ・ヴィンセント[小坂恵理訳]
(2024年1月10日刊行、築地書館、東京, 380 pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-8067-1661-7版元ページ


【目次】
はじめに 8
第1章 文明の発展と計測 27
第2章 融通の利く計測 57
第3章 世界を測る 83
第4章 計測基準を定める 111
第5章 メートル革命勃発 141
第6章 世界じゅうを区切る 171
第7章 生と死を測定する 197
第8章 メートル法に抗う人々 227
第9章 すべての人たちのための計測 261
第10章 管理される日常 291
おわりに 頭のなかの測定器 321

 

謝辞 326
訳者あとがき 331
本文図版 [334]
注釈 [373-335]
索引 [380-374]

『再現! 古代ビールの考古学:化学×考古学×現代クラフトビールが醸しだす世界古代ビールを辿る旅』近刊

パトリック・E・マクガヴァン[きはらちあき訳]
(2024年5月刊行予定、築地書館、東京, 本体価格3,200円, ISBN:978-4-8067-1663-1版元ページ

原著はこれかな?—— Patrick E. McGovern『Ancient Brews: Rediscovered and Re-created』(2017年刊行, W. W. Norton, New York, xxxiv+291 pp., ISBN:978-0-393-25380-1 [hbk] → 目次版元ページ著者サイト