『なぜ貝の化石が山頂に?:地球に歴史を与えた男ニコラウス・ステノ』

アラン・カトラー

(2005年8月刊行,清流出版,ISBN:4860291166



黎明期の古生物学史の本.ステノはグールドのエッセイにもたびたび登場する人物で,かつて彼の『ニワトリの歯:進化論の新地平(上下)』(1988年10月刊行[1997年11月文庫化],早川書房ISBN:4150502196 / ISBN:415050220X)を訳したとき,いちばん最初に手がけたのがステノの伝記エッセイ(第5章:「The Titular Bishop of Titiopolis」)だった.