『アメリカニズムと「人種」』

川島正樹(編)

(2005年8月刊行,名古屋大学出版会,ISBN:4815805164



人種の政治学社会学の論集だとしたら,買うまでもないかな.版元の「目次」を見ると,そのような気配が濃厚だが.




【目次】
  序章 アメリカニズムと「人種」

第I部 アメリカ史と「人種」
  第1章 アメリカ史の初期設定と「人種」
  第2章 奴隷制廃止運動と「人種」
  第3章 インディアンと「人種」イデオロギー
  第4章 未完の革命と「アメリカ人」の境界
  第5章 新移民とホワイトネス
  第6章 公民権運動から黒人自立化運動へ

第II部 現代アメリカと「人種」
  第7章 住宅と「人種」
  第8章 教育と「人種」
  第9章 「人種」と結婚
  第10章 スポーツにおける「人種」
  第11章 「人種」をめぐる権利政治

  終章 アメリカの経験、南アフリカの経験

  おわりに —— 過去の清算から未来の展望へ