『空間データモデリング:空間統計学の応用』

間瀬茂・武田純

(2001年5月刊行,共立出版[データサイエンス・シリーズ], ISBN:432012006X



spatial statistics の現時点での“毛語録”みたいな本(赤くはなかったが).だからと言って,振り回してはいけませんよ.




【目次】

第1章 空間データモデリング

1.1 空間データとは
1.2 空間データのモデリング
1.3 空間統計学の成立
1.4 本書の構成

第2章 空間点過程によるモデリング

2.1 空間点過程とは
2.2 空間点過程の基礎
2.3 空間点過程によるモデルの例
2.4 空間点過程のシミュレーション法
2.5 基本的な統計量

第3章 ギブス点過程

3.1 ギブス点過程の定義
3.2 ギブス点過程の性質
3.3 ポテンシャル関数の推定論
3.4 ギブス点過程の計算機シミュレーション法

第4章 マルコフ確率場と画像解析

4.1 マルコフ確率場
4.2 マルコフ確率場のモデル
4.3 画像解析への応用

第5章 ランダム閉集合,ステレオロジ,モルフォロジ

5.1 ランダム閉集合理論
5.2 ステレオロジ
5.3 モルフォロジ

第6章 クリギング−地球統計学

6.1 コバリオグラムとバリオグラム
6.2 セミバリオグラムモデル
6.3 セミバリオグラムのパラメータ推定
6.4 クリギングによる空間予測
6.5 表土浸出液のpHデータの解析

補遺:測度と積分

A.1測定とは
A.2抽象積分
A.3抽象積分の基本的性質
A.4積分による測度の定義
A.5積測度と多重積分,測度の積分
A.6確率過程とその確率分布
A.7積分分解,条件付き確率分布
A.8ポーランド空間