『統計学を拓いた異才たち:経験則から科学へ進展した一世紀』

デイヴィッド・サルツブルグ著/竹内惠行・熊谷悦生訳

(2006年3月23日刊行,日本経済新聞社ISBN:4532351944



新潟の“虎の穴”のお師匠さまは,本訳書をすでにゲットしていたばかりか,メモ付きで読了したとのこと.京大・医のS藤さんは訳文のクォリティを心配していたが,お師匠さまのお話では問題ないとのことです.ぼくもさっそく読んでみよう.




【詳細目次】
日本語版への序文 iii
まえがき v
第1章  紅茶の違いのわかる婦人 1
第2章  歪んだ分布 11
第3章  かの親愛なるゴセット氏 31
第4章  厩肥の山を調べ上げる 42
第5章  「収量変動の研究」 52
第6章  100年に1度の洪水 67
第7章  フィッシャーの勝利 76
第8章  死に至る分量 91
第9章  ベル型曲線 102
第10章  当てはまりのよさを検定すること 116
第11章  仮説検定 134
第12章  「信用」詐欺 147
第13章  ベイズの異説 157
第14章  数学のモーツァルト 171
第15章  下から見上げた眺め 189
第16章  母数を取り除く 202
第17章  全体より部分が優れているとき 213
第18章  喫煙はがんの原因か 228
第19章  最高の人を求めるのであれば・・・ 246
第20章  ただ、純朴なテキサス農場ボーイとして 262
第21章  天才誕生 273
第22章  統計学ピカソ 287
第23章  悪影響の扱い方 297
第24章  産業を再生した男 310
第25章  黒ずくめ女史のアドバイス 323
第26章  マルチンゲールの行進 336
第27章  治療の意図 344
第28章  コンピュータは自分自身に向かってゆく 357
第29章  隠れた欠点のある崇拝物 366
あとがき 388
訳者あとがき 391
原注 396
参考文献 407
引用箇所出典一覧 425
年表 431
人名索引 437