『ミトコンドリアが進化を決めた』

ニック・レーン著[斉藤隆央訳]

(2007年12月21日刊行,みすず書房ISBN:9784622073406版元ページ



【目次】
序 ミトコンドリア――世界を操る陰の支配者 1

第1部 ホープフル・モンスター――真核細胞の起源 27

1 深い深い進化の溝 37
2 祖先を求めて 52
3 水素仮説 72

第2部 生命力――プロトン・パワーと生命の起源 91

4 呼吸の意味 97
5 プロトン・パワー 117
6 生命の起源 131

第3部 内部取引――複雑さのもと 147

7 なぜ細菌は単純なのか 158
8 なぜミトコンドリアが複雑さをもたらすのか 180

第4部 べき乗則――サイズと、複雑さの上り坂 207

9 生物のべき乗則 216
10 温血革命 249

第5部 殺人か自殺か――波乱に満ちた個体の誕生 263

11 体のなかの対立 277
12 個体の礎 301

第6部 両性の闘い――先史時代の人類と、性の本質 321

13 非対称な性 326
14 人類の先史時代は性について何を語ってくれるか 342
15 なぜ性はふたつあるのか 367

第7部 生命の時計――なぜミトコンドリアはついにはわれわれを殺すのか 379

16 ミトコンドリア老化説 387
17 自己修正マシンの死 409
18 老化を治す? 428


エピローグ 443
謝辞 459


解説[田中雅嗣] 463
訳者あとがき 474


用語集 [xliii-xlviii]
原注 [xxxvii-xlii]
画像の出典 [xxxv-xxxvi]
参考文献 [x-xxxiv]
索引 [i-ix]