『トカラ列島:絶海の島々の豊かな暮らし』

斎藤潤

(2008年8月15日刊行,光文社[光文社新書365],カラー口絵8pp.+ 270 pp.,本体価格860円,ISBN:9784334034689版元ページ



【目次】
カラー口絵 i-viii
吐◇喇(トカラ)列島位置図 2
まえがき 3
プロローグ 13
第1章 口之島――登録牛をふやして島に若者を呼び戻したい 21
第2章 口之島――「ところ牛」との付き合い方 44
第3章 中之島――噴煙を上げる離島の最高峰御岳へ 53
第4章 中之島――数々の潜在資源を活かす手はないのだろうか 69
第5章 全国最強温泉列島――鄙び出で湯よりどりみどり 87
第6章 臥蛇島――長い歴史を断ち切って三十余年 99
第7章 平島――神秘的な森と水田が共存する 115
第8章 諏訪之瀬島――移住三代、あふれるフロンティア精神 133
第9章 一島一国――孤島・小島の社会基盤 154
第10章 悪石島――時の移ろいを感じながら巡る島の魅力 165
第11章 悪石島――吐◇喇(トカラ)の象徴となった来訪神ボゼ 187
第12章 小宝島――透明な風の底に鎮まる庭園を牛がぶらり 200
第13章 宝島――なにがあっても島へ戻ってくれば生きていける 223
第14章 吐◇喇(トカラ)にしみわたる奄美――本土文化圏と琉球文化圏のはざま 247
第15章 世界が吐◇喇(トカラ)を注目する日――今世紀最長の皆既日蝕とは 257
あとがき 267