『ねずみに支配された島』

ウィリアム・ソウルゼンバーグ[野中香方子訳]

(2014年6月15日刊行,文藝春秋社,東京,カラー口絵 iv + 302 pp., 本体価格1,800円,ISBN:9784163900810版元ページ

侵入外来生物島嶼生態系に及ぼす破滅的災害のルポルタージュ.本書では,島での侵入外来生物を “皆殺し” にする事例が挙げられているという.とてもおもしろそう(=物議をかもしそう)な書評依頼本.

【目次】
[カラー口絵] i-iv
プロローグ ウミスズメの脳と目玉を喰う小動物 10
第1章 太平洋の墓場 19
第2章 無人島の番人 44
第3章 ベーリング海のキツネ 68
第4章 楽園の破局 93
第5章 地球でもっとも弱い動物 104
第6章 ネズミを出血させる薬 123
第7章 バハ・カリフォルニアのネコ 149
第8章 ネズミも痛みを感じている 168
第9章 集まったラット・バスターズ 187
第10章 シリウス岬の殺戮 198
第11章 イースター島はなぜ絶滅したのか 206
第12章 消えたネズミ 242
エピローグ 地球という島 248
謝辞 262
主要参考文献 266
訳者あとがき 297