三中信宏
(2009年9月20日第1刷刊行/2009年10月8日第2刷刊行/2009年12月3日第3刷刊行,講談社[現代新書2014],本体価格800円(税込価格840円),328 pp.,ISBN:9784062880145 → 目次|コンパニオンサイト|版元ページ|残響録)
今日であわただしかった4月も終わり,世間的にはずてにゴールデンウィークに突入している.┣┣" を撃ち続けるワタクシの辞書に「休日」という言葉はないのだ:
いんとろんさんの日記(mixi)
「新書と言うジャンルの一般的な問題点」(2010年4月22日)http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1468283171&owner_id=17847386
※「典型的な新書」のイメージは害毒です.評者は「一つの「疑問」を提起し,全体がその解答へ向かう,という構成」を求めているが,ムリですよぉ,そんなの.【種】の問題のやっかいなところは,取り組むべき「問題」そのものの「姿(全体像)」がなかなかとらえきれないところにありますから.だから,『分類思考の世界』では「マルコフ連鎖モンテカルロ(MCMC)」の精神に則って,【種】問題が形づくるランドスケープを裾野からトピックスをサンプリングして浮かび上がらせようとした.でも「バーンイン」の直前の酔歩段階で息切れした読者が多いのは意外だった.
MEMO
「分類思考の世界−三中信宏著」(2010年4月19日)http://pgf2.tumblr.com/post/530636091
※ウンベルト・エーコの「存在論」に関する発言のピックアップ.「存在」を論じることの難しさ./フジイさんの日記(mixi)「うまくいかん日々・・・・」(2010年4月20日)※┣┣" 撃ちハンターを導くアリアドネの糸になる?
水槽と家具
「種の起源を書いた理由はアンチ奴隷制,「ダーウィンが信じた道:進化論に隠されたメッセージ」」(2010年4月18日)http://tinyurl.com/y5cs2tz
※「分類と系統樹,このどっちを生物の本質とみなすか」−− どっちもちがう.
おいしい珈琲といっしょに
「SEX AND DEATH」(2010年4月16日)http://chemotherhappy.blog.so-net.ne.jp/2010-04-16
※「生物多様性の保護を訴えたいなら種の適切な定義にもっと関心を払うべき」− ちがうね.【種】にこだわったらもう先はない.
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