『40年後の『偶然と必然』:モノーが描いた生命・進化・人類の未来』

佐藤直樹

(2012年8月23日刊行,東京大学出版会,東京,4 + xvi + 276 +70 pp., 本体価格3,800円, ISBN:9784130633338版元ページ

ジャック・モノーのベストセラー『偶然と必然』が国境と言語を越えてどのように詠まれていったのかをたどる.こういう視点からの論議はとても魅力的だ.

【目次】
はじめに i
凡例 ix
第一章 モノーの人物像と業績 1
第二章 『偶然と必然』のキーワード 21
第三章 モノーが書いた『偶然と必然』の実像 31
第四章 『偶然と必然』に対する批評の検討 87
第五章 再話された『偶然と必然』 175
第六章 「偶然」と「必然」の意味を考える 205
第七章 『偶然と必然』における主要な概念と論理 231
第八章 現代の科学的知識から見たモノーの科学と哲学 251
おわりに――40年後のいま、モノーに答える 269


資料2 『偶然と必然』の翻訳をめぐる検討 [31-70]
資料1 語句解説 [27-30]
引用文献 [17-26]
人名索引 [13-15]
事項索引 [1-11]