『科学哲学の源流をたどる:研究伝統の百年史』

伊勢田哲治
(2018年11月20日刊行,ミネルヴァ書房[叢書〈知を究める〉・13],東京, x+316+36 pp., 本体価格3,000円, ISBN:9784623084319版元ページサポートサイト

【目次】
凡例 viii

序章 科学哲学の来た道 1

第1章 帰納と仮説をめぐる論争 11

 1. ジョン・ハーシェル 12
 2. ウィリアム・ヒューウェル 28
 3. ジョン・スチュアート・ミル 52

第2章 「サイエンティスト」の起源 73

 1. 「サイエンス」と「サイエンティスト」 73
 2. 「サイエンティスト」のその後 88

第3章 一九世紀のクリティカルシンキング 99

 1. 一九世紀までのクリティカルシンキング 99
 2. ウェイトリーとミル 108

第4章 実証主義の成立 137

 1. 観察可能な対象に科学のスコープを限る思想 138
 2. 「実証主義」という言葉の起源 161

第5章 19世紀末から20世紀初頭の科学哲学 185

 1. ドイツ語圏における科学哲学の展開 186
 2. 社会科学の哲学のおこり 211
 3. 英米の科学哲学 219
 4. フランスの科学哲学 233

第6章 論理実証主義へと続く道 245

 1. ウィーン学団につながるさまざまな道 245
 2. 哲学内部の運動としての科学哲学 260

 

注 274
あとがき 299
科学哲学関連年表 305
参照文献 [12-36]
事項索引 [6-11]
人名索引 [1-5]