筒井淳也
（2016年6月20日刊行，光文社［光文社新書・824］，東京，260 pp., ISBN:9784334039271 → 版元ページ）
はじめに 3
第1章 家族はどこからきたか 15
1. 家族についての話題三つ 16
2. 母ろ子と，それを守る存在 18
3. 「家」の成立 28
4. 「家」からの離脱 41第2章 家族はいまどこにいるか 55
1. 男は仕事，女は仮定 56
2. 「お見合い結婚」の不思議 66
3. 「男性」からの離脱？ 76
4. 自由な親密性のための三つの課題 88第3章 「家事分担」はもう古い？ 97
1. 「家事分担」問題 98
2. 家事と格差 111
3. 家事労働はこれからどうなるか 129第4章 「男女平等家族」がもたらすもの 137
1. 「平等な夫婦」は目標になりうるか？ 138
2. 家庭が（再び）仕事場に？ 157
3. 共働き社会がもたらす格差 166
4. 家族による格差にどう対応するか 183第5章 「家族」のみらいのかたち 197
1. 家族と仕事のリスク・マネジメント 198
2. カップル関係は変わるのか？ 214
3. 「公平な親密性」は可能か？ 223
あとがき 249
付記 256
参考文献 260
