『翻訳出版編集後記』

常盤新平

(2016年6月17日刊行,幻戯書房,東京, 318 pp., 本体価格3,400円, ISBN:9784864880985

【目次】
一九六七年十一月 ―― 初めてのアメリカ 7
ポール・レイノルズとトーランド 18
ノヴェライゼーション出版への疑問 29
「ホリディ」の失敗 39
「PW」誌の思い出 49
ニューヨークで出会った人々 70
わずかな部数を大切にした時代 81
敗者をいつも理解した人 81
楽しさ,面白さを味わう 91
HAYAKAWA BOOKS 101
翻訳出版の〈創造性〉 111
本を選ぶ態度 121
翻訳者と翻訳語 132
版権取得の面白さとワナ 142
ビジネスより冒険が大事 152
書評誌・紙を読む仕事 162
角川春樹氏と翻訳出版 172
編集者とエイジェント 182
大事なエイジェントの役割 193
自分を殺し,本や訳者を生かす 204
広い世界であることを実感 215
おりること,断わること 225
小さな巨人の存在 236
残りものを探すべき時代 246
翻訳書を書評する仕事 257
名訳と官僚的翻訳とのあいだ 268
早すぎた編集者の死 278
私の好きな翻訳者たち 288
翻訳は辛く楽しい仕事 299


解説「「後記」の後記」[宮田昇] 311