『大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件:なぜ美しい羽は狙われたのか』目次

カーク・ウォレス・ジョンソン[矢野真千子訳]
(2019年8月10日刊行,化学同人,京都, 381 pp., 本体価格2,800円, ISBN:9784759820133版元ページ

19世紀イングランドでは美麗な鳥の羽毛をあしらった帽子が大流行したが,フライフィッシングもそうだったとは意外.


【目次】
プロローグ 9

第1部 捕われる鳥、裕福な人 23

1章 アルフレッド・ラッセル・ウォレスの試練 24
2章 ロスチャイルドの博物館 53
3章 羽飾りファッションの大流行 59
4章 自然保護運動の誕生 65
5章 ヴィクトリア時代の高貴なたしなみ 72
6章 毛針界の希望の星 84

第2部 トリング窃盗事件 109

7章 ロンドンでの日々 110
8章 博物館侵入計画 121
9章 窓破り事件 131
10章 突拍子もない犯罪 138
11章 捜査 147
12章 ネットオークション 156
13章 逮捕 162
14章 審理 167
15章 診断 175
16章 判決 180
17章 消えた仮剝製の行方は? 189

第3部 真相究明 197

18章 国際毛針制作シンポジウム 198
19章 自然史標本はなぜ重要か 208
20章 タイムマシンに出合う 226
21章 鳥類学者プラムのUSBドライブ 239
22章 エドウィンとの対面 254
23章 ノルウェーでの三日間 272
24章 ミケランジェロが消えた 298
25章 鳥の魔法 311

謝辞 325
情報源について 333

訳者あとがき 337

口絵写真のクレジット [341]
参考文献 [347-342]
原注 [368-348]
索引 [381-369]