ソロモン・ヴォルコフ[今村朗訳]
(2019年4月30日刊行,河出書房新社,東京, 371+xxxiv pp., 本体価格5,500円, ISBN:9784309248998 → 版元ページ)
ソロモン・ヴォルコフといえば,かつて著書『ショスタコーヴィチの証言』の真贋問題で物議を醸した音楽学者だった.
【目次】
序 7
第1部 嵐迫る
第1章 巨星墜つ 15
第2章『春の祭典』の炸裂 40第2部 激動の時代
第3章 革命とロシア・アヴァンギャルド 75
第4章 詩人たちの悲劇 92
第5章 独裁者と作家 110
第6章 大テロル襲来 130第3部 スターリンとのランデブー
第7章 社会主義リアリズムの魔術 153
第8章 苦行者たち 174
第9章 鎮魂歌 188第4部 雪どけと再凍結
第10章 1956年の子供たち 209
第11章 ノーベル賞を辞退 229
第12章 『収容所群島』 251第5部 変化の時代
第13章 非ソビエトという選択 271
第14章 非公式芸術を救え! 291
第15章 再び岐路に立つ 315訳者あとがき 355
解説 響き渡る魔法のコーラス[沼野充義] 361
原注 [xviii-xxxiv]
人名索引 [i-xvii]