『鳥類のデザイン:骨格・筋肉が語る生態と進化』

カトリーナ・ファン・グラウ[川上和人監訳/鍛原多惠子訳]
(2021年7月16日刊行,みすず書房,東京, viii+368 pp., 本体価格6,300円, ISBN:978-4-622-08989-6版元ページ

全編にわたって鳥の解剖イラストが満載.ホネになっても飛ぶは泳ぐはさえずるは.さすがは恐竜の子孫である.ご恵贈ありがとうございました.鳥類の骨格と筋肉を “腑分け” したマックス・フュルブリンガーのモノグラフを思い出させる図版の数々.フュルブリンガー本は以前ワタクシの部屋に来られたバード川上センセイにお見せしたことがある.ひと目で「これは〜骨,あれは〜骨」とその場で同定されたのはさすがの眼力だった.