『在野と独学の近代 —— ダーウィン、マルクスから南方熊楠、牧野富太郎まで』目次

志村真幸
(2024年9月25日刊行、中央公論新社中公新書・2821]、東京, viii+267 pp., 本体価格960円, ISBN:978-4-12-102821-1版元ページ


【目次】
はじめに i
序章 学問におけるアマチュアとプロ 3

第1部 イギリス 17

第1章 ダーウィン――学問は大学だけのものにあらず 17
第2章 大英博物館マルクスたち――独学の場所と方法 41
第3章 『ネイチャー』と『N&Q』――成果と発表をつなぐネットワーク 69
第4章 マレーと『オクスフォード英語大辞典』――知識の集積と活用 99

第2部 日本 1127

第5章 牧野富太郎と植物学――官と民の狭間に立つ学問 127
第6章 柳田国男民俗学――組織化の先に 149
第7章 福来友吉と超能力研究――アカデミズムの外側でも 183
第8章 三田村鳶魚と江戸学――最後は孤独なアマチュア 219
終章 アマチュア学者たちの行方 247

 

おわりに 258
主要参考文献 267