『ビールの自然誌』目次

ロブ・デサール,イアン・タッターソル[ニキリンコ・三中信宏訳]
(2020年1月25日刊行,勁草書房,東京, vi+273 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-326-75056-6版元ページ


【目次】
はじめに 1

I 穀物酵母 ── 太古以来の名コンビ 5

 1 ビール、自然、そして人間 6
 2 古代のビール 18
 3 醸造の歴史 30
 4 ビール呑みの文化 47

II (ほぼ)当てはまるビール原論 63

 5 ビールも分子でできている 64
 6 水 79
 7 大麦 92
 8 酵母 109
 9 ホップ 127

III 快楽の科学 141

 10 発酵 142
 11 ビールと五感 154
 12 ビール腹 170
 13 ビールと脳 183

IV ビール造りのフロンティア今昔 195

 14 ビールの系統樹 196
 15 ビール復活請負人たち 218
 16 ビール造りの未来 231

解説 枝葉を広げるクラフトビール ── ドレスデンの街角から[吉澤和徳] 243

文献解題 [264-251]
人名索引 [266-265]
事項索引 [273-267]

『京大吉田寮』

平林克己(写真)|宮西建礼・岡田裕子(文)
(2019年12月6日刊行,草思社,東京, 79 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-7942-2425-5版元ページ吉田寮記録プロジェクト

おとといの大手町で網にかかった写真集.さくっと読了.これはもうヴィジュアル評候補にするしかない.なくなってしまった東大駒場寮とはちがって,ちゃんと寮生活が営まれている.ワタクシがかつて暮らした東大駒場寮の回想録:松本博文東大駒場寮物語』(2015年12月10日刊行, 角川書店, 東京, 287pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-04-103277-0書評目次版元ページ)を以前読んだけど,やっぱり関係者(旧寮生)の記憶の中にしか残っていないもんねえ.その点,今を生きている京大吉田寮とは大違い.

『地球外生物学:SF映画に「進化」を読む』

倉谷滋
(2019年11月20日刊行,工作舎,東京, 237 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-87502-515-3版元ページ

この倉谷本新刊はいただきものだが,昨日の大手町でも網にかかったので,新読書委員の某有名病理学者氏に「センセ,これやりません?」と強めに推した.