『山の古典と共に』

大島堅造

(1992年2月20日刊行,図書出版社,ISBN:4809905039).



上の3冊は,いずれも図書出版社の〈ビブリオフィル叢書〉に入っている.天久保にある古書店〈今城屋古書店〉にて.古書としての購入価格は,それぞれ税込定価の 32.4%/33.3%/29.4%.

〈ビブリオフィル叢書〉はタイトルが互いによく似ているので,古書店の店先で見かけてもまだもっていないものかどうかすぐに判断できないことがある.そういうときは迷ってはいけない.重複をいとわずに買ってしまおう.迷ったあげく「今度来たときにしよう」などと引いたときにかぎって,どこかの誰かに買われてしまうからだ.

今回も『書物の話』が灰色だったのだが,あとでチェックしたら,すでに手元にあったのはジョン・ヒル・バートン『書物の狩人』(1993年11月30日刊行,図書出版社,ISBN:4809905128)で,ソコリスキイの本ではなかったのでほっとした.これで〈ビブリオフィル叢書〉のうち9冊が集まった.でも,まだ数冊蒐めなければならないものがある.※なんだか「蒐書日誌」と化しつつあるな.