『日本語活字ものがたり:草創期の人と書体』

小宮山博史

(2009年1月23日刊行, 誠文堂新光社[文字と組版ライブラリ1], 東京, 270 pp., 本体価格2,400円, ISBN:9784416609026目次版元ページ

本書が出版されたことは,先月,府川充男さんからもらったメールで知った.出版記念イベントも開催されたそうだ.漢字や仮名の活字が明治以前の国際社会の中でどのように生み出され,そして明治時代初期の日本に伝わってきたかをたどった活字史の本.たくさんの歴史的資料が図として載っていて,見飽きない.活字ファンは必見.