『死の哲学[田辺元哲学選: IV]』

藤田正勝(編)

(2010年12月16日刊行,岩波書店岩波文庫・青694-4],東京,459+4 pp.,ISBN:9784003369449版元ページ

シリーズ完結となる第四巻.所収論文は:「メメント モリ」(pp. 11-29)・「禅源私解」(pp. 31-62)・「マラルメ覚書」(pp. 63-218)・「生の存在学か死の弁証法か」(pp. 219-422).

既刊三冊は下記の通り:

  1. 種の論理[田辺元哲学選: I]』(2010年10月15日刊行,岩波書店岩波文庫・青694-1],東京,515+3 pp.,ISBN:9784003369418紹介版元ページ
  2. 懺悔道としての哲学[田辺元哲学選: II]』(2010年10月15日刊行,岩波書店岩波文庫・青694-2],東京,514+3 pp.,ISBN:9784003369425紹介版元ページ
  3. 哲学の根本問題・数理の歴史主義展開[田辺元哲学選: III]』(2010年11月16日刊行,岩波書店岩波文庫・青694-3],東京,445+3 pp.,ISBN:9784003369432紹介版元ページ

そう言えば,十年ほど前に:竹田篤司・宇田健(編)『田辺元野上弥生子往復書簡』(2002年10月29日刊行,岩波書店,東京,viii+586 pp.,本体価格6,000円,ISBN:4000237519版元ページ)というものすごく部厚い本を読んだことがある).信州大学理学部のクリスマス集中講義のときだった.真冬の旭会館で自炊しつつ読み進んだものだ(→「松本日記2002」.

ついでに,手元にある田辺元関連の本を列挙しておく:

意外にたくさんもってたんだなあ.