山田篤美
(2013年8月25日刊行,中央公論新社[中公新書・2229],東京,4 color plates + x +309 pp., ISBN:9784121022295 → 版元ページ)
同じ著者による前著:山田篤美『黄金郷(エルドラド)伝説:スペインとイギリスの探険帝国主義』(2008年9月25日刊行, 中央公論新社[中公新書1964], x+282 pp., 本体価格940円, ISBN:9784121019646 → 書評|目次|版元ページ)がとてもおもしろかったので,今回の新刊にも期待できるだろう.真珠もまた富の象徴なので,内容的にも関連があるにちがいない.
【目次】
カラー口絵 (1-4)
はじめに i
第1章:天然真珠の世界 1
第2章:古代日本の真珠ミステリー 19
第3章:真珠は最高の宝石だった 47
第4章:大航海時代の真珠狂騒曲 73
第5章:イギリスが支配した真珠の産地 107
第6章:二十世紀はじめの真珠バブル 131
第7章:日本の真珠養殖の始まり 151
第8章:養殖真珠への欧米の反発 193
第9章:世界を制覇した日本の真珠 217
第10章:真珠のグローバル時代 243
第11章:真珠のエコロジー 267
あとがき 283
注 [295-288]
参考文献 [309-296]