『鉄道無常:内田百閒と宮脇俊三を読む』目次

酒井順子
(2021年5月28日刊行,角川書店,東京, 238 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-04-110989-2版元ページ

“鉄” な巨人ふたりが代わる代わる出演する.


【目次】
1 鉄道紀行誕生の背景は? 5
2 生まれた時から「鉄」だった 17
3 人生鉄路のスタート地点 27
4 それぞれの新橋駅、それぞれの鉄道唱歌 38
5 「鉄道は兵器だ!」の時代へ 49
6 東京大空襲を生き延びて 61
7 敗戦の日の鉄道 73
8 新たなスタート 84
9 鉄道好きの観光嫌い 95
10 御殿場線の運命 107
11 抗い難いトンネルの魅力 119
12 鉄道の音楽性 131
13 酒という相棒 141
14 女と鉄道 152
15 誕生鉄と葬式鉄 164
16 曾遊、その喜びと悲しみ 175
17 旅を書く・内田百閒編 187
18 旅を書く・宮脇俊三編 198
19 子供の心、大人の視線 210
20 「時は変改す」  221


あとがき 232
主な参考文献 236