『クジラの海をゆく探究者(ハンター)たち:『白鯨』でひもとく海の自然史 (下)』目次

リチャード・J・キング[坪子理美訳]
(2022年10月5日刊行,慶應義塾大学出版会,東京, x +253 + 46 pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-7664-2837-7版元ページ

Moby Dick』ならぬ『Moby Duck』本を前に読売新聞で書評したことを思い出す:三中信宏アヒルちゃんの大冒険——ドノヴァン・ホーン[村上光彦・横濱一樹訳]『モービー・ダック』こぶし書房」(2019年9月29日)※この本はプラスチックごみによる海洋汚染の告発書だった.


【目次】
船体図 iii
凡例 vi
第16章 実用鯨学――潮吹き、五感、頭部の解剖 1
第17章 鯨とヒトの知性 26
第18章 竜涎香――海に隠された香りの秘密 36
第19章 サンゴ虫――生命のドームとしての珊瑚礁 43
第20章 大摩羅 53
第21章 鯨の骨格と化石 62
第22章 鯨は減っていくか? 82
第23章 海燕――予兆を告げる鳥 111
第24章 台風とセント・エルモの火 117
第25章 航海術――羅針盤と死の推測航法 137
第26章 噎(むせ)び泣くアザラシ 144
第27章 「女性的」な空 151
第28章 静かなタコブネ 158
第29章 マッコウクジラの行動――移動、認識、攻撃 163
第30章 グンカンドリ――黒い翼の急襲 200
第31章 イシュメール――生真面目な海洋環境保護論者、気候難民 206

 

謝辞 243
訳者あとがき 248
注 [22-46]
主要参考文献 [14-21]
図の引用元と補足 [10-13]
索引【書名・作品名】 [8-9]
索引【人名】 [6-7]
索引【生物名・分類名】 [1-5]