洪愛珠[新井一二三訳]
(2022年10月30日刊行,筑摩書房,東京, 16 color plates + 302 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-480-83723-3 → 版元ページ)
どういうわけだか台湾料理の本がよく近寄ってくる.今の寝読み本:焦桐[川浩二訳]『味の台湾』(2021年10月18日刊行,みすず書房,東京, xii+376 pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-622-09045-8 → 版元ページ)を読了したら次はこれかな.
【目次】
カラー口絵(16 pp.)
日本の読者のみなさんへ 3
第1部 飲食と買い物 11
台所の形見 12母娘三代の買物案内 23
私の蘆洲ノート 34
蘆洲の飲み物をふたつ 46
ステイホームの食卓 53
人生の市場 64
第2部 麺やお粥など 73
麺を食べる予感 74二種類の米苔目 88
お粥について 96
冬の甘いお粥 107
ちまきの痛み 114
『中国米食』—— 私を形づくった一冊 122
第3部 明るい宴席 131
明日のおもてなしのために 132滷肉の家 142
年越しの兜麵 157
揚げ物よ、盛大なれ! 163
芋の天分 172
舶来おせち —— ロールキャベツ 179
第4部 お茶とお茶請け 189
香港のお茶 190お茶を待つ時間 202
台北の老舗茶菓子店 215
パイナップルケーキのモダン 222
第5部 南洋への旅 227
シャムへの飛行ルート 228香りの総和 249
臼と杵 259
東南アジアでチェンドルを食べる 267
ペナン買い物記 —— インドの黒い鉄鍋 274
茶室の文法 282
あとがき 293
台湾、過ぎし日の食卓——訳者あとがき 296