『生物学者のための科学哲学』目次

コスタス・カンプラーキス,トビアス・ウレル (編著) [鈴木大地・森元良太・三中信宏・大久保祐作・吉田善成訳]
(2023年2月20日刊行予定,勁草書房,東京, x+363 pp., 本体価格4,500円, ISBN:978-4-326-10319-5版元ページ


【目次】
はじめに[コスタス・カンプラーキス、トビアス・ウレル(鈴木大地訳)] i
第1章 なぜ生物学者は科学哲学に目を向けるべきなのか? [トビアス・ウレル、コスタス・カンプラーキス(鈴木大地訳)] 1
第2章 生物学における説明は何から構成されているのか?[アンジェラ・ポトチュニック(大久保祐作訳)] 23
第3章 生物学的知識とは何か? [ケヴィン・マケイン(大久保祐作訳)] 39
第4章 生物学における理論とモデルとは何か?[エミリー・C・パーク、アーニャ・プルティンスキー(大久保祐作訳)] 59
第5章 生物学の概念はどのように使用され、どのように変容したか?[インゴ・ブリガント(森元良太訳)] 87
第6章 なぜ多くの生物学の概念がメタファーであることが問題になるのか?[コスタス・カンプラーキス(森元良太訳)] 111
第7章 概念はいかにして科学を前進させるのか?——進化生物学を例として[ディヴィッド・J・デピュー(三中信宏訳)] 133
第8章 概念分析は科学の実践にとっていかなる貢献があるのか?——文化進化学を例として[ティム・レーウェンス(三中信宏訳)] 159
第9章 生命科学者はどのような方法を用いるのか?——略史と哲学的含意[エリク・L・ピーターソン(吉田善哉訳)] 181
第10章 地球上の生命の歴史を科学的に復元することは可能なのか?——生物科学と太古の歴史[キャロル・E・クレランド(三中信宏訳)] 211
第11章 生物分類の基盤は何か?——自然の体系の探索[トーマス・A・C・レイドン(三中信宏訳)] 233
第12章 生物科学における科学論争とはいったいどのようなものなのか?[マイケル・R・ディートリック(吉田善哉訳)] 253
第13章 生物科学において事実と価値はどのような関係にあるのか?——社会のなかの生物学[キャリー・フリース、バーバラ・プレインサック(吉田善哉訳)] 273
第14章 創造論の時代の哲学者——生物学の哲学に携わった50 年で学んだこと、生物学者に伝えたいこと[マイケル・ルース(鈴木大地・森元良太訳)] 295
第15章 生物学者に科学哲学を教えるにはどうすればよいか?[コスタス・カンプラーキス、トビアス・ウレル(鈴木大地訳)] 323

 

読書案内 336
訳者あとがき 343
人名索引 353
事項索引 355
著者紹介 361
訳者略歴 363