『開かれた社会とその敵【第2巻】:にせ予言者――ヘーゲル、マルクスそして追随者(下)』これにて全冊完結

カール・ポパー[小河原誠訳]
(2023年10月13日刊行,岩波書店岩波文庫・青N607-4],東京, 468+18 pp., 本体価格1,430円, ISBN:978-4-00-386028-1版元ページ

開かれた社会とその敵』(岩波文庫)がめでたく全冊完結(青N607-1〜4)とあいなりました。おめでとうございます。最終冊である第2巻(下)巻末の「訳者解説」が百ページもある!


【目次】
凡例 3

第2巻 にせ予言者(下) ――ヘーゲルマルクスそして追随者 13

 

マルクスの予言(承前) 15

  第20章 資本主義とその運命 17
  第21章 予言の評価 65
 

マルクスの倫理 77

  第22章 ヒストリシズムの道徳論 79
 

余波 107

  第23章 知識社会学 109
  第24章 神託まがいの哲学と理性への反逆 133
 

結論 203

  第25章 歴史に意味はあるか 205

 

 

付録 249

  I 事実、規準そして真理。相対主義へのさらなる批判(一九六一年) 251
  II シュヴァルツシルトマルクス本についての論評(一九六五年) 311

 

  注 313
  訳者解説 385
  訳者あとがき 483

 

  人名索引 [9-18]
  事項索引 [1-8]