『開かれた社会とその敵【第1巻】:プラトンの呪縛(上)』目次

カール・ポパー[小河原誠訳]
(2023年2月15日刊行,岩波書店岩波文庫・青N607-1],東京, 513 pp., 本体価格1,370円, ISBN:978-4-00-386025-0版元ページ

全4巻構成.ワタクシの手元には,Routledge の英語版と内田詔夫・小河原誠訳の未來社の訳本(1980年)がある.英語版には購入日「1980.9.2.」とロットリングで書き込まれている.ワタクシが修士1年だった頃はこんな本を読んでいたんだなあ.科学哲学を勉強したいなら農学部へどうぞ(おいっ).


【目次】
ドイツ語版第七版への序(一九九二年) 13
ドイツ語版第一版への序(一九五七年) 25
英語版第一版への序(一九四五年) 27
アメリカ版第一版への序(一九五〇年) 29
イマヌエル・カント 啓蒙の哲学者 35

 

序論 55

 

第1巻 プラトンの呪縛(上) 67

 

起源と運命の神話 69

  第1章 ヒストリシズムと運命の神話 71 
  第2章 ヘラクレイトス 77
  第3章 プラトンイデア論 93
 

プラトンの記述社会学 127

  第4章 静止と変化 129
  第5章 自然と協定 173
 

プラトンの政治綱領 233

  第6章 全体主義下における正義 235

 

注 309
編者の注記 507