湯澤規子
（2023年9月28日刊行、KADOKAWA、東京, 365 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-04-112649-3 → 版元ページ）
この著者の本は新刊が出るとつい買ってしまうのだが、何か習慣性みたいなものがあるのだろうか。
【目次】
プロローグ――「わたし」を探す 11
第1部 日本の女性たち
第1章 糸と饅頭――ある紡績女工のライフヒストリー 31第2章 焼き芋と胃袋――女工たちの身体と人格 61
第3章 米と潮騒――１００年前の米騒動と女性の自治 97
第4章 月とクリームパン――近代の夜明けと新しき女たち 125
第2部 アメリカの女性たち
第5章 野ぶどうとペン――女性作家の誕生 163第6章 パンと綿布――ローウェルの女工たち 205
第7章 キルトと蜂蜜――針と糸で発言する女性たち 239
第8章 ドーナツと胃袋――台所と学びとシスターフッド 269
エピローグ――「わたしたち」を生きる 319
あとがき――「わたし」の中に灯る火 339
主要参考文献 351
カバー・表紙写真について 365
