松本修
(2018年10月10日刊行,集英社インターナショナル[インターナショナル新書・030],東京, カラー折込図版2葉+365 pp., 本体価格1,100円, ISBN:9784797680300 → 版元ページ)
かつて四半世紀前に読んだ:松本修『全国アホ・バカ分布考:はるかなる言葉の旅路』(1993年8月5日刊行,太田書店,東京, 446 pp.+カラー折込図版1葉, ISBN:4872331168)は新刊で出たときにすぐ読んでとても感銘を受けた.その続編が出るとは実に感動的.新書なのに大きなカラー図版が折り込みで添付されている.これから楽しませていただきます.それにしても今月は新書が豊作だ.
【目次】
カラー折込図版 2 pp.はじめに 7
第1章 東京での「おまん」の衝撃 13
第2章 「虎屋」の饅頭へのあこがれ 55
第3章 「チャンベ」「おめこ」らの愛すべき素性 93
第4章 女性の心に生きる「オソソ」 121
第5章 琉球に旅した『古事記』の言葉 167
第6章 「チンポ」にたどり着くまで 179
第7章 「マラ」と南方熊楠 197
第8章 女陰語の将来 279
第9章 今までの「おまんこ」研究 289
第10章 「まん」を生きる人生 305
結びの章 花咲く京の春の大団円 325
おわりに 346出典および主要参考文献 358