2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『ペンギン大図鑑』

デイビッド・サロモン[出原速夫・菱沼裕子訳] (2019年9月30日刊行,河出書房新社,東京, 311 pp., 本体価格2,900円, ISBN:9784309253985 → 版元ページ)はい,もうペンギンだらけの大判カラー図鑑.

『地球の生きものたち〔決定版〕』

デイヴィッド・アッテンボロー[日高敏隆・今泉吉晴・羽田節子・樋口広芳訳] (2019年9月25日刊行,早川書房,東京, 351 pp., 本体価格9,000円, ISBN:9784152098856 → 版元ページ)原書刊行40周年記念版.カラー写真も大幅にアップデートされているとのこと…

『トウガラシ大全:どこから来て、どう広まり、どこへ行くのか』目次

スチュアート・ウォルトン[秋山勝訳] (2019年9月24日刊行,草思社,東京, 311 pp., 本体価格2,000円, ISBN:9784794224149 → 版元ページ)カバージャケットからして “スコヴィル値” がとっても高そうなんですけど…….【目次】 イントロダクション 世界中で…

『ビールの自然誌』翻訳進行中

ロブ・デサール,イアン・タッターソル[ニキリンコ・三中信宏訳] (2020年1月刊行予定,勁草書房,東京)「文化構築物=生きもの」としてのビールの生態と系統進化を論じた新刊.原書:Rob DeSalle and Ian Tattersall『A Natural History of Beer』(2019…

『マツタケ:不確定な時代を生きる術』目次

アナ・チン[赤嶺淳訳] (2019年9月17日刊行,みすず書房,東京, xiv+441+xxiv pp., 本体価格4,500円, ISBN:9784622088318 → 版元ページ)『きのこのなぐさめ』は内省的な本だったが,この新刊は資本主義を超える “マツタケ世界論” かな.ワタクシ的には民…

『海洋プラスチック汚染:「プラなし」博士,ごみを語る』目次

中嶋亮太 (2019年9月19日刊行,岩波書店[岩波科学ライブラリー・288],東京, vi+128+13 pp., 本体価格1,400円, ISBN:9784000296885 → 版元ページ)ご恵贈感謝です.読売書評が掲載されたドノヴァン・ホーン『モービー・ダック』はまさに海洋プラスチック…

『伊藤野枝集』目次

森まゆみ(編) (2019年9月18日刊行,岩波書店[岩波文庫・青N128-8],東京, 441 pp., 本体価格1,130円, ISBN:9784003812815 → 版元ページ)【目次】 I 創作 9 II 評論・随筆・書簡 159 III 大杉栄との往復書簡 331注 391 解説 嵐の中で夢を見た人 —— 伊藤…

『〈現在〉という謎 これから出る本:時間の空間化批判』

森田邦久(編著) (2019年9月20日刊行,勁草書房,東京, viii+310 pp., 本体価格4,200円, ISBN:9784326102778 → 版元ページ)

『ホホホ座の反省文』

山下賢二・松本伸哉(著) (2019年6月21日刊行,ミシマ社,東京, 207 pp., 本体価格1,800円, ISBN:9784909394224 → 版元ページ)旧〈ガケ書房〉のイメージがかぶるけどだいぶ変容したようで,知らないうちに〈ホホホ座〉がかくも “自然増殖&全国展開” して…

『自然は導く:人と世界の関係を変えるナチュラル・ナビゲーション』感想

ハロルド・ギャティ[岩崎晋也訳] (2019年9月10日刊行,みすず書房,東京, 2 color plates + iv + 279 pp., 本体価格3,600円 → 版元ページ)読了.本書にまとめられた「自然を読みとる力」の数々は現代人の誰もが忘れかけている技能だろう.著者の言う「自…

『アリストテレス 生物学の創造[下]』目次

アルマン・マリー・ルロワ[森夏樹訳] (2019年9月17日刊行,みすず書房,東京, iv, pp. 293-586, 35, 本体価格3,800円, ISBN:9784622088356 → 版元ページ)前著:アルマン・マリー・ルロワ[上野直人監修/築地誠子訳]『ヒトの変異:人体の遺伝的多様性に…

『アリストテレス 生物学の創造[上]』目次

アルマン・マリー・ルロワ[森夏樹訳] (2019年9月17日刊行,みすず書房,東京, viii, pp. 1-291, 63, 本体価格3,800円, ISBN:9784622088349 → 版元ページ)今あえてアリストテレス生物学! みすず書房,攻めてる攻めてる.【目次】 エラトー書店にて 1 島 …