『本,そして人』

神谷美恵子

(2005年7月7日刊行,みすず書房ISBN:4622081857



第IV部を読了.80ページほど.マルクス・アウレリウスヴァージニア・ウルフが暑さに喘ぐ…….

最後の第V部は,書評・書簡・読書日記など.巻末の60ページに及ぶ中井久夫の論考「神谷美恵子さんの『人と読書』をめぐって」(pp. 291-349)がおもしろい.クエーカー教と精神医療との関係とか,結核文学とハンセン病文学の比較とか.