『昆虫食先進国ニッポン』

野中健一

(2008年12月24日刊行, 亜紀書房, 294 pp., 本体価格1,600円, ISBN:9784750508153版元トップページ

【目次】
第1章 積極的な食文化としての昆虫食:昆虫を食べるということ 9
第2章 ハチの採集技術とその方法:はちの子を求めて,日本をめぐる 29
第3章 旬の味覚を担う家庭料理としての側面:食べる虫の代表選手,イナゴ 123
第4章 生産活動の変化で食卓から消えた虫:森のめぐみのイモムシ 159
第5章 絹糸産業における副産物の食利用:「御」「様」がつく虫,カイコ 181
第6章 「遊び」の文化と昆虫の共存関係:日本も世界も,多様な虫を食べている 199
第7章 世界一の加工技術と確立された流通システム:スーパーで買える故郷の味 225
第8章 文化の多様性への「気づき」と「理解」:「おいしい?」から「おいしい!」へ 251
おわりに 277
文献一覧 288