『謡子追想:人は愛と闘いに生きられるのか』目次

久下格
(1997年6月30日刊行、教育史料出版会、東京, 266 pp., 本体価格1,700円, ISBN:4-87652-314-2

早逝した弁護士・多田謡子(1957-1986)のパートナーの手になる伝記私小説。最初の序文と最後のあとがきを除く本書の本文(pp. 7-254)については、著者自身がインターネットで公開している:久下格『見晴らし荘のころ[「謡子追想」改題 インターネット版]』(2004年8月1日公開 https://www.aoisora.org/miharashi/miharashisou.htmlhtmlpdf)。多田謡子は、ワタクシと同じ小学校の一年上の生徒だったという以外にまったく何の接点もない。ワタクシの当時の同級生のひとりは、多田謡子と同じ演劇クラブに所属していたと言っている。同じところに住んでいれば自動的に同じ小学校に通うという土地柄だった。


【目次】
[序] 5
再会 7
冬 53
春 89
夏 123
秋 155
ふたたび、冬 179
それから 235
あとがき 255