2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「出版スパム」

MarkupDancing (2010年10月20日) 『種の起源』のケース.※何だこりゃって感じ.あやうくとある「古書」をつかまされるところだった.くわばらくわばら.

『季刊・本とコンピュータ』

「第一期」,「第二期」,そして別冊も含めてコンプリートにもっている.最近になって関連本が相次いで出ているとのこと:マガジン航「「本とコンピュータ」関連書籍が続々と刊行」(2010年12月6日 ).

『パラドクシア・エピデミカ:ルネサンスにおけるパラドックスの伝統』

ロザリー・L・コリー[高山宏訳] (2011年6月刊行予定,白水社,東京,本体価格7,600円,ISBN:9784560081471 → 情報) これまた殺傷力の高そうな本ですこと.わくわく.原書は:Rosalie Littell Colie『Paradoxia Epidemica: The Renaissance Tradition of …

『思想地図β・第1巻』(第四刷)

東浩紀(編) (2011年1月1日第一刷刊行|2011年1月15日第二刷刊行|2011年2月10日第三刷刊行|2011年3月10日第四刷刊行,コンテクチュアズ,東京,28+340+xvi pp.,本体価格2,300円,ISBN:9784990524302 → 詳細目次|版元ページ|正誤表|サンプルページ|…

『ヨーロッパの形:螺旋の文化史』

篠田知和基 (2010年9月25日刊行,八坂書房,東京,262 pp., 本体価格2,400円,ISBN:9784896949636 → 版元ページ) 【目次】 はじめに —— 螺旋階段のヨーロッパ 9 第1部 形の文化史 —— ヨーロッパへの旅 11 第1章 ローマ 13 第2章 ヨーロッパとは何か 31 第3…

『ヨーロッパの形:螺旋の文化史』

篠田知和基 (2010年9月25日刊行,八坂書房,東京,262 pp., 本体価格2,400円,ISBN:9784896949636 → 目次|版元ページ) 本書は「螺旋」という図像を手がかりにしてヨーロッパの文化誌(史)に分け入ろうとする.この分野の図像学については,たとえば「生…

『内田魯庵山脈:〈失われた日本人〉発掘(下)』

山口昌男 (2010年12月16日刊行,岩波書店[岩波現代文庫・G246],東京,x+455+40 pp., 本体価格1,600円,ISBN:9784006002466 → 情報|目次|版元ページ) 主役たる内田魯庵はときには舞台上で大向うをうならせ,またあるときは舞台袖や奈落の底からその存…

『内田魯庵山脈:〈失われた日本人〉発掘(上)』

山口昌男 (2010年11月16日刊行,岩波書店[岩波現代文庫・G245],東京,x+370 pp., 本体価格1,360円,ISBN:9784006002459 → 情報|目次|版元ページ) 上下二冊合わせてほぼ900ページの山脈をやっと登攀完了した.内田魯庵の周囲に集まる有名無名の人びと…

『甦える中世ヨーロッパ』

阿部謹也 (1987年7月30日刊行,日本エディタースクール出版部,東京,vi+331 pp.,ISBN:4888881243 → 書評) 【目次】 序 ヨーロッパ中世史認識の二つの方法 1 第1章 謎にみちた中世 9 第2章 二つの中世 33 第3章 中世建築の怪物たち 61 第4章 中世都市の時…

『甦える中世ヨーロッパ』

阿部謹也 (1987年7月30日刊行,日本エディタースクール出版部,東京,vi+331 pp.,ISBN:4-88888-124-3 → 目次) 【書評】※Copyright 2011 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved 中世ヨーロッパの現実世界と心象世界だいぶ前に,本郷の〈ヴァリエテ本六…